murahirohirohiroのブログ

murahirohirohiro

万年筆用のインクを自作するイベントに行ってきました

私は先日、渋谷で行われた万年筆インクを自作するイベントに行ってきました。万年筆のインクは青系や緑、ピンク系など色々持っているのですが、既成品だと微妙だなと思う色合いもよくあります。


特にブルーや黒系以外は作っているメーカーも限られてくるので、なかなか自分の思う色に出会えません。さて、会場は渋谷の文具コーナーのワークショップです。席は2つあり基本的に完全予約制ですが、席が埋まっていない時は飛び入りで参加もできるようですね。


私が参加した時は一人きりで、飛び入りの参加者もいませんでした。係の人から簡単に説明を聞いた後、自分でインクを調合する時間が30分(目安)ほどあります。赤・ピンク・黄色・緑・青・茶など調合用のインクが用意されていますから、それを混ぜるだけで簡単にオリジナルインクができます。


席には簡易的な色のレシピがあったり、係の人に言えば他にもサンプルを出してくれたり作りたい色を言えばアドバイスも聞けます。


私は持っている色と被らない色が欲しかったので、ピンク寄りの紫色のインクを作りました。色が完成したら店員にボトル詰めをしてもらいますが、完成までに1時間かかるのでその間は店内のカフェでお茶をしていました。


インクを吸わせたペンの先を水に浸けてから書くと淡いピンク色ですが、コンバーターに入れて放置させるとワインのような暗く鮮やかさのある紫色に変わるのが特徴です。


プラチナ製のインクはこれまで使ったことがありませんでしたが、パーカーソネットとウォーターマンチャールストンに入れたところインクフローは良好でした。


手紙用の便箋やシステム手帳に使っても裏染みすることもなく、インクの濃淡もキレイに出ます。ペン先の太さによって色も絶妙に変化するので、面白いインクを作れて満足しています。